LESSON
3

フルーツサンドイッチ講座ごろごろキウイサンドとスライスキウイサンド

一年を通じて手に入りやすく、シンプルながらも見栄え良く仕上がるのがキウイのサンドイッチです。鮮やかなグリーンが白いパンとクリームに映え、単品使いでもミックスの一品としても使いやすいのが魅力です。また、キウイはカット方法とはさみ方で見た目がガラッと変わります。たかがキウイ、と侮ることなかれ。実際に作ってみると、なかなか奥が深いのです。

ごろごろキウイサンドの作り方

材料(1組分)
角食パン(8枚切り)
2枚
マスカルポーネ
&生クリーム※
50g(25g+25g)
キウイ
1個
※マスカルポーネ&生クリームの材料
(作りやすい分量)
生クリーム
(ここでは乳脂肪分42%を使用)
200㎖
グラニュー糖
16g
マスカルポーネ
200g
はちみつ
16g
作り方
1. 1.

マスカルポーネ&生クリームを作る。

  1. ① マスカルポーネにはちみつを混ぜ合わせる。
  2. ② 生クリームはグラニュー糖を加えて8分立てにして、1/3量を①に加えてよく混ぜ合わせる。
  3. ③ ②を①に加えて全体を混ぜ合わせる。
2. 2.

キウイは皮をむき、縦方向に半分に切る。片方はさらに半分に切る。

※動画はいちごサンドを例に説明しています。

3. 3.

角食パンにマスカルポーネ&生クリームを25gずつ塗る。

Point! クリームの塗り方
ごろっと大きなフルーツをはさむ時は、中央にのせてから四隅に向かって薄くなるように塗り伸ばします。耳の方に向かってクリームを少なくすることで切った時に余分なクリームがはみ出すことがなく、また、中央を多くすることでフルーツの隙間に程良くクリームが埋まり、バランス良く仕上がります。

4. 4.

クリームを塗った角食パンの中央に半分に切ったキウイをのせ、その両横にさらに半分に切ったキウイをのせる。

Point! キウイの並べ方
縦半分に切ったキウイを2切れそのまま並べても良いのですが、片方をさらに半分にカットして、大きいものを中央に置くことで、中央が強調されたバランスの良いビジュアルになります。

5. 5.

もう1枚の角食パンではさみ、上から手のひらでふんわりと押さえてクリームとキウイを馴染ませる。耳を切り落とし、半分に切る。

Point! クリームの馴染ませ方
上側のパンをのせた後、手のひらで食パン全体をふんわりやさしく押さえることで、中央にたっぷり塗ったクリームがキウイの隙間に入り込み、クリームとキウイがしっかりと馴染みます。

スライスキウイサンドの作り方

材料(1組分)
ごろごろキウイサンドと同じ
作り方
1. 1.

マスカルポーネ&生クリームを作る。

  1. ごろごろキウイサンドと同じ

2. 2.

キウイは皮をむき、6枚にスライスする。一番小さな1枚はさらに4等分に切る。

3. 3.

角食パンにマスカルポーネ&生クリームを塗り、一番大きなキウイのスライスを中央に、残りの4枚を角に向かってのせる。4等分に切ったキウイを隙間にのせ、全体にバランス良く配置する。

Point! キウイの並べ方
真ん中に置くキウイは、一番大きくきれいなものを選びましょう。まずは中央から並べていくとバランス良く仕上がります。

4. 4.

もう1枚の角食パンではさみ、上から手のひらでふんわりと押さえてクリームとキウイを馴染ませる。耳を切り落とし、対角線上に4等分に切る。

Point! クリームの馴染ませ方
フルーツもクリームも厚みが均一なタイプの場合は、クリームを馴染ませる時も平らな仕上がりになるよう、全体に均一に押さえます。手のひらだと不安な場合は、まな板やバットの底面で軽く押さえると良いでしょう。

Point! カットの方法
対角線上にカットする方法は、切る位置が決まっているため、2等分や3等分に切るよりも失敗しづらく、誰でも均等に切ることができます。高さがそろわず、並べた時に凸凹してしまう心配がありません。