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識るほどに好きになる!フランスパンをもっとたのしむ!フランスパンのおいしい食べ方講座 HAPPY MENU TO YOU!
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LESSON
8

パン・ド・カンパーニュの魅力職人のこだわりが詰まった田舎パンを堪能する!

シンプルなバゲットもおいしいけれど、フランスパン熱が高まるにつれ、パン・ド・カンパーニュ(pain de campagne)の魅力にとりつかれる方が多いようです。カンパーニュとは「田舎」のことなので、パン・ド・カンパーニュとは「田舎パン」のこと。フランスの中でも都会であるパリで生まれたバゲットと違い、各地方で古くから愛されてきた日常のパンがパン・ド・カンパーニュです。

パン・ド・カンパーニュは、ライ麦粉や全粒粉が入っていたり自家製の発酵種を用いていたり、素朴な味わいが特徴です。決まりがないので、パン職人のこだわりや技の見せどころでもあります。パリで食事をしていて気がついたのですが、人気のビストロで出てくるパンは、バゲットではなくパン・ド・カンパーニュであることが多いです。茶色かったり酸味があったり、そのままだとちょっとクセがあるパンですが、料理と合わせると味わい深く、料理の印象を強めてくれます。

繊細な料理にはプレーンなバゲットを、ガツンとした力強い味わいの料理にはパン・ド・カンパーニュを、と使い分けてみるのも良いでしょう。家庭で気軽にたのしむなら、まずはタルティーヌがおすすめです。ワインが進む大人のタルティーヌは、おもてなしにもいいですね。

いろいろなチーズと果実のタルティーヌの作り方

季節のフルーツやナッツ、お好みのチーズ、生ハムやサラミを自由に組み合わせるタルティーヌは、女子会におすすめ!ここでは、フレッシュタイプのカッテージチーズ、白カビタイプのカマンベール、青カビタイプのフルムダンベールを使い分けました。ワインが進むおしゃれな味わいに会話も弾みます。

いろいろなチーズと果実のタルティーヌ

<カッテージチーズとラズベリーのタルティーヌ>(写真右手前)

材料(1人分)
パン・ド・カンパーニュ
1枚
カッテージチーズ
適量
ラズベリージャム
適量
ラズベリー
適量
ミント
少々
作り方
  • パン・ド・カンパーニュにカッテージチーズを塗り、ラズベリージャムとラズベリーをのせ、ミントの葉を添える。

<カマンベールとチェリーとハムのタルティーヌ>(写真中央手前)

材料(1人分)
パン・ド・カンパーニュ
1枚
無塩バター
適量
カマンベール
適量
ももハム
適量
チェリージャム
適量
アメリカンチェリー
適量
黒こしょう(粗挽き)
少々
作り方
  • パン・ド・カンパーニュに無塩バターを塗り、ももハムとカマンベールをのせる。さらにチェリージャムと、種を取り半分に切ったアメリカンチェリーをのせ、仕上げに黒こしょうをかける。

<ブルーチーズとナッツのはちみつ漬けのタルティーヌ>(写真右奥)

材料(1人分)
パン・ド・カンパーニュ
1枚
無塩バター
適量
ブルーチーズ※1
適量
ナッツのはちみつ漬け※2
適量
レーズン
少々
  1. ※1 ブルーチーズはフルムダンベールを使用しています。ブルードーベルニュやゴルゴンゾーラでもOK。
  2. ※2 ローストしたミックスナッツを保存瓶に入れ、ナッツが浸かる程度まではちみつを注ぎ入れます。1週間程度漬け込むと味が馴染んでよりおいしくいただけます。
作り方
  • パン・ド・カンパーニュに無塩バターを塗り、小さく切ったブルーチーズをのせ、ナッツのはちみつ漬けとレーズンをのせる。

<ブルーチーズとサラミとぶどうのタルティーヌ>(写真中央奥)

材料(1人分)
パン・ド・カンパーニュ
1枚
無塩バター
適量
ブルーチーズ※
適量
サラミ
適量
ぶどう(巨峰、ピオーネなど)
少々
くるみ(ロースト)
少々
  1. ※ ブルーチーズはフルムダンベールを使用しています。ブルードーベルニュやゴルゴンゾーラでもOK。
作り方
  • パン・ド・カンパーニュに無塩バターを塗り、サラミをのせ、その上に小さく切ったブルーチーズと半分に切ったぶどうをのせる。仕上げに粗く刻んだくるみをのせる。

サーモン/ハムのパテの作り方

パテやリエットは“塗るおつまみ”。パン飲みには欠かせないメニューです。フードプロセッサーさえあればあっという間に作れるサーモンとハムのパテは、持ち寄りパーティーにもおすすめです。

サーモン/ハムのパテ

<サーモンのパテ>

材料(200㎖の保存瓶1瓶分)
スモークサーモン
100g
クリームチーズ
50g
EXVオリーブオイル
大さじ1
レモンの皮(すりおろし)
少々
塩、白こしょう
少々
ディル
少々
ケッパー
小さじ1
作り方
  • スモークサーモン、クリームチーズ、EXVオリーブオイル、レモンの皮をフードプロセッサーにかけてなめらかにする。
  • ①に塩、白こしょうを加えて味を調える。
  • 器に盛りつけるか保存瓶に入れ、ディルの葉とケッパーをのせる。

<ハムのパテ>

材料(200㎖の保存瓶1瓶分)
ももハム
100g
生クリーム
100㎖
ディジョンマスタード
小さじ1
無塩バター
10g
塩、白こしょう
少々
作り方
  • ももハムを粗く刻み、フードプロセッサーにかける。
  • ①に生クリーム、ディジョンマスタード、小さく切った無塩バターを加えてなめらかになるまで混ぜ合わせる。塩、白こしょうを加えて味を調える。

※パンに塗る時に、お好みでディジョンマスタードをアクセントに添えても良いでしょう。

豚肉のリエットの作り方

“塗るおつまみ”の中で、私が一番好きなのがこちら。豚肉のリエットです。スパイスとハーブが香る大人の味わいは、自慢の一品です。時間があったらぜひ挑戦してみてください!

今回のポイント

チーズと具材の組み合わせについて
チーズと具材の組み合わせについて

ハムやサラミ、チーズとフルーツをカッティングボードに盛り合わせて、スライスしたパン・ド・カンパーニュを添えるだけ。ホームパーティーではタルティーヌとして完成させなくてもいいのです。

タルティーヌが握り寿司だとすれば、このおつまみプラトーは手巻き寿司です。手巻き寿司感覚で、セルフタルティーヌを自由にたのしんでみてください!

<おすすめセットA>(写真上)
カマンベールとアメリカンチェリーとももハム

人気の高い白カビチーズ“カマンベール”をメインに、食べやすいももハムとアメリカンチェリーを合わせます。

フレッシュなチェリーの味わいにさらにチェリージャムを合わせることで、カマンベールとの味わいが調和します。パンにはたっぷり無塩バターを塗って、ももハムにはディジョンマスタードをアクセントに添えるのがおすすめ。仕上げに黒こしょうをかけると、大人っぽい味わいにまとまります。初夏によく冷えたスパークリングワインや白ワインとたのしみたい組み合わせです。

<おすすめセットB>(写真下)
ブルーチーズと生ハムとぶどうとナッツのはちみつ漬け

しっかりした塩味と特有の深い味わいが魅力的なブルーチーズをメインに、生ハム、生サラミ、ぶどうとレーズン、ナッツのはちみつ漬けを組み合わせます。

ブルーチーズとはちみつは甘塩っぱさのコントラストがクセになる鉄板の組み合わせ。ここにナッツの香ばしさが合わさることで、深みが出ます。生ハムとぶどうにはブルーチーズをアクセントとして少量合わせるのが良いでしょう。フレッシュなぶどうのジューシー感と、レーズンの凝縮した甘みを同時に合わせても美味。秋の夜長に赤ワインとたのしみたい組み合わせです。

パテの材料について
パテの材料について

サーモンのパテもハムのパテも、そのままでおいしくいただける材料を使っているため、加熱の手間なく作ることができます。また、シンプルなので、素材の味がストレートに感じられます。

サーモンにはディル、ケッパー、レモンの皮を加えることで、爽やかな風味に仕上がります。ハムにはディジョンマスタードと白こしょうをアクセントにすることで、味わいが締まります。

ハムのパテはハム自体の味わいが仕上がりを左右するので、上質なものを選びましょう。

パテの作り方について
パテの作り方について

フードプロセッサーで混ぜ合わせるだけ!なのですが、サーモンやハムは予め粗く刻んでおくのがポイントです。大きさがそろっていると、短時間でなめらかに合わさります。

あえて均一になめらかに仕上げず、サーモンやハムの形を残して粗めに仕上げても良いでしょう。素材感が際立って、力強い味わいに仕上がります。

丸いカンパーニュの切り方
丸いカンパーニュの切り方

ずっしり重めの詰まった生地のパン・ド・カンパーニュなら、8㎜〜10㎜程度にスライスします。このままタルティーヌにするのは大きすぎるという場合は、さらに食べやすいサイズにカットしてから具をのせると良いでしょう。

なまこ型のカンパーニュの切り方
なまこ型のカンパーニュの切り方

上記よりも軽めのパン・ド・カンパーニュなら、10㎜〜12㎜程度にスライスします。サンドイッチ用には、中央にくる部分に切り込み(V字状にし底面は切り落とさない)を入れてからカットします。この切り方なら、はさんだ具が落ちず食べやすいサンドイッチに仕上がります。