日清製粉グループ

識るほどに好きになる!フランスパンをもっとたのしむ!フランスパンのおいしい食べ方講座 HAPPY MENU TO YOU!
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LESSON
5

クロワッサンのたのしみ方焼きたてはカフェオレと。残った時は……?

フランスの朝食で、タルティーヌと並ぶ定番メニューはクロワッサンです。シンプルなバゲットとは違い、バターたっぷりのクロワッサンは、フランスでもちょっと高級品。なので、一般家庭では毎朝クロワッサンというわけではありません。ちょっと特別な、週末のおたのしみということが多いそうです。

そんなクロワッサンは、やっぱり焼きたて(正確には粗熱がとれた冷めたて)をいただきたいもの。サックサクの層の中にジュワーッとバターの香りが感じられるクロワッサンを、カフェオレに浸しながら食べるのがフランス流。せっかくサクサクなのにどうして?と、はじめは驚いたものですが、クロワッサンをそのまま頬張るとボロボロとこぼれやすいのです。カフェオレに浸して、しっとりさせると確かに食べやすい。 もちろん、全部浸すのではなく、サクサク感としっとり感を交互にたのしむのがおすすめです。

基本的には焼きたてをたのしむクロワッサンですが、パン屋さんでは、クロワッサンで作るパン・ペルデュ(pain perdu)※の一種クロワッサン・オ・ザマンド(croissant aux amandes)も定番です。食べきれなかったクロワッサンは、ひと手間加えていただくのも良いものです。もしもクロワッサンが残ったら……ぜひ試してみてください!

※パン・ペルデュはフランス語で、直訳すると「失われたパン」という意味です。英語ではフレンチトースト(French Toast)といいますね。元々は、古くて硬くなった残り物のパンを無駄にしないために生まれたメニューです。

クロワッサン・オ・ザマンドの作り方

フランスのパン屋さんでよく見かけるクロワッサン・オ・ザマンドは、前日の残り物のクロワッサンで作るパン・ペルデュの一種です。クロワッサンをシロップに浸して、たっぷりのアーモンドクリームをはさみ、上にも絞ってから焼き上げます。バターたっぷりのクロワッサンに、シロップとアーモンドクリームだなんて!ダイエット中には厳禁ですが、この悪魔的なおいしさはぜひ味わっていただきたいものです。

材料(2個分)
クロワッサン
2個
アーモンドクリーム
記載レシピの総量
アーモンドスライス
大さじ2
グラニュー糖
40g
※【アーモンドクリーム】(作りやすい分量)
  1. 常温に戻した無塩バター50gに粉砂糖50gをすり混ぜ、白っぽくなってきたら卵1個を加えて混ぜ合わせる。さらにアーモンドパウダー70gを加え、よく混ぜ合わせる。
作り方
  • シロップを作る。小鍋に水100㎖(分量外)とグラニュー糖を入れ、火にかけて煮溶かす。
  • クロワッサンは横半分に切り、①のシロップにさっとくぐらせる。
  • アーモンドクリームを星形の口金を付けた絞り袋に入れ、半量を②のクロワッサンの下半分に絞り、上半分ではさむ。残りの半量をその上から絞り、アーモンドスライスをのせる。
  • 180℃に予熱したオーブンで、アーモンドクリームに焼き色がつくまで約15分焼く。

クロワッサン・ペルデュ・サレの作り方

甘ーいメニューだけでなく、クロック・ムッシュ風にアレンジしたクロワッサン・ペルデュ・サレ(croissant perdu salé)も、クロワッサンが残った時におすすめしたいメニューです。ベシャメルソースとスモークサーモンとチーズが、クロワッサンによく合います。牛乳にさっとくぐらせてから焼くことで、ほどよくしっとりとし、食べやすく仕上がります。

材料(2個分)
クロワッサン
2個
ベシャメルソース
180g
スモークサーモン
40g
シュレッドチーズ
30g
牛乳
80㎖
黒こしょう
少々

※ベシャメルソースはぜひ手作りで。レシピはこちら。

作り方
  • クロワッサンは横から切り込みを入れる。
  • ①の断面の上下にベシャメルソースを1/3量ずつ塗り、スモークサーモンをはさむ。
  • ②の上に残りのベシャメルソースを塗り、シュレッドチーズをのせる。
  • 180℃に予熱したオーブンで、チーズが溶けて焼き色がつくまで約10分焼く。

バターとジャムのクロワッサンサンドの作り方

あっという間に作れてとびきりおいしいクロワッサンサンドは、バターとジャムをはさむだけ。バターたっぷりのクロワッサンに、さらにバターを合わせます。生地に折り込まれたバターの風味とはさんだバターが口の中で馴染むところを、じっくりと味わってみてください。

サーモンオムレツのクロワッサンサンドの作り方

クロワッサンには脂がのったサーモンがよく合います。週末のブランチにおすすめしたいクロワッサンサンドは、生クリームでリッチに仕上げたスクランブルエッグとサワークリームを合わせたもの。シンプルながらもおしゃれな味わいをたのしめます。ディルの香りを添えるとよりさわやかに!

今回のポイント

クロワッサンとカフェオレ
クロワッサンとカフェオレ

クロワッサンはカフェオレに浸すのが定番ですが、コーヒーでも紅茶でもOKです。お好みのホットドリンクで試してみてください。フランス人が大好きな、甘くて濃厚なショコラショー (ホットチョコレート)とクロワッサンの組み合わせも間違いありませんよ。

ちなみに、フランス人はクロワッサンだけでなく、タルティーヌもカフェオレに浸して食べています!バターとジャムを塗ったパンをカフェオレに浸すということは、カフェオレにバターとジャムも入ってしまうのですが……朝のカフェでは当たり前に見かける光景です。

初めて見た時は驚きましたが、ごはんに味噌汁をかける“猫まんま”にも通ずる庶民の味と思えば納得です。

クロワッサンの焼き戻し方
クロワッサンの焼き戻し方

クロワッサンは上手にトーストすると、焼きたてのようなパリッとした食感を再現できます。

まずは、トースターをしっかりと予熱して。温まったところにクロワッサンを入れましょう。3〜4分を目安に、表面がパリッとしてきたら取り出し、粗熱がとれるまで少し待ちます。

アツアツだとバターが溶けてしんなりやわらかいのですが、少し冷めると落ち着いて、サクサクした食感が復活します!

クロワッサンの切り込みの入れ方
クロワッサンの切り込みの入れ方

クロワッサンでサンドイッチを作る時、切り込みを入れると、層がハラハラとはがれてしまいがちです。実はこれ、切り込みを入れる方向にポイントがあるのです。

巻き終わり側から切り込むのではなく、反対側から巻き終わり側に向かって切り込んでみてください。そうすると、層がはがれにくいので具もはさみやすく、きれいに仕上がります。