パン食系女子の、おいしい合い言葉。お散歩パンしよう!私のおすすめMAP
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特別編 パリ - 横塚美穂さん
今月のお散歩マスター

横塚美穂さん
雑誌や書籍へのレシピ提供・撮影のフードスタイリングを中心に、セミナー講師など幅広く活躍中。
横塚美穂 official website

色とりどりのショーウィンドウに歴史を感じる石畳、道行くオシャレなひとたち。パリでのお散歩はウキウキとこころおどる楽しいひとときです。おいしいパンを片手に歩けば、気持ちはすっかりパリジェンヌ。また、小さくてセンスがいいお気に入りのお店をみつけるのも旅の楽しみ。気になるお店を見つけたら「bonjour!」と笑顔でドアを開けてみて。暮らすように旅するパリを満喫しましょう。

今回のお散歩スポット

Bread&Roses(ブレッド&ローゼズ)

このエリアはちょっと歩かないと公園などはないのですが、本場パリっ子なら歩きながらバゲットにかじりつくなんてナチュラルなことのようです。スーツを着た紳士やパリジェンヌたちがそんな風にパンを食べる姿をよく見かけますよ。みなさんも思い切って歩きながらお散歩パンしてみませんか?

住所 7,rue de Fleurus 75006

Gerard Mulot(ジュラール・ミュロ)

香ばしいパンと美しいケーキ、色とりどりのお惣菜が並ぶフランスらしいお店。お値段はちょっと高めですが、味のレベルは文句なし。ランチタイムや週末になると地元パリっ子たちが行列をつくるのも納得です。また、ブーランジェリーのコーナーでは、これまたフランスらしいパンを満喫できます。例えばバゲット。フランスではバゲットと一口に言っても数種類あり、豊富に展開されているんです。お天気がよければ、リュクサンブール公園まで足をのばしてお散歩してみるのもいいですね。

住所 76,rue de Seine 75006

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Merci(メルシー)

感度の高いパリっ子や、アーティストも足を運ぶ雑貨とインテリアのセレクトショップ。でも、無印良品のアイテムがあったり、なぜか亀の子たわしが置いてあったりと、現代のものから昔のものまで日本の雑貨が扱われているのがおもしろいところ。パリでは日本のデザインも人気です。

住所 111,bd Beaumarchais 75011

Musee Carnavalet(カルナヴァレ美術館)

入館料無しで入れるのに、名画や華やかな調度品を堪能できるこの美術館。一見の価値有りです。しかも、なかなかトイレを借りる場所がないパリにあって、ここはすぐにトイレが借りられるのも魅力の1つ。お散歩の際はぜひ押さえておきたいところです。

住所 23,rue de Sevigne 75003

Pain de Sucre(パン・ド・シュークル)

このお店で絶対はずせないのは2つ。まずは「baba(ババ)」。まあるいスポンジに甘いラム酒をたっぷりしみこませたケーキです。小さなスポイトが刺さった姿はユニークで、その絶妙な甘さと香りは脳天がしびれるほど。もう1つは果汁をたっぷり使ったフルーティーなマシュマロ「guimauve(ギモーヴ)」。子どもだけでなく、大人が食べても満足の逸品です。弾力があるけど、口の中でしゅわしゅわっと溶けるような食感がおもしろいのでぜひお試しを。その他、ナッツのチョコなどはお土産にぴったり。

住所 14,rue Rambuteau 75003

Passage du Grand Cerf(パッサージュ・デュ・グラン・セール)

花屋やアクセサリーショップがあるアーケードのついた商店街。『地下鉄のザジ』という映画の舞台にもなった場所で、個性的で少しレトロな雰囲気をたのしめます。ただし、マレエリアからちょっと離れており、パリ旅行に慣れている人向け。パリが初めてという方は、前出のカルナヴァレ美術館近くにも同じようにステキな雑貨やアクセサリーのお店が軒を連ねる通りがあるので、そちらをおすすめします。パッサージュはパリにいくつか点在。もし気に入ったら、他のエリアものぞいてみて。

住所 145,rue Saint-Denis/8,rue Dussoubs 75002

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Boutique Maille(マイユブティック)

フランスのブルゴーニュ・ディジョン発祥のマスタードの専門店。おなじみの粒マスタードやプレーンなディジョンマスタードだけでなく、ハーブがたっぷり入った緑色のマスタードやシャンパーニュ風味、変わったところではカシスの入ったピンクのマスタードなどもあります。棚にびっしり並んだ色とりどりのマスタードは見ているだけでも楽しい!たっぷり欲しいという人は、量り売りでも購入できますよ。サンドイッチにもぴったり。お店オリジナルの陶器に入ったマスタードは、ちょっと重いけどお土産にも喜ばれそうです。

住所 6,pl de la Madeleine 75008

Laduree(ラデュレ)

映画『マリー・アントワネット』のお菓子を監修したことでも知られるラデュレ。選ぶのに迷うほどカラフルでかわいいマカロンが有名です。鮮度が大切なのでお土産にはあまり向かないけれど、お散歩の途中にぜひその場で味わって。ちなみに私が行ったときは、親子で買いに来ているパリっ子がそこで食べていました。身近でありながら、華やかでスイートな雰囲気はパリならではです。

住所 16,rue Royale 75008

Hediard(エディアール)

老舗の高級食品店。お料理の腕もキッチンのインテリアもワンランクアップさせてくれる、厳選された調味料や食材がぎっしり詰まった宝箱のようなお店です。150年の歴史を誇り、パリの上流階級を中心に愛されてきました。マドレーヌにあるパリ本店は、1階が食料品、2階はサロン・ド・テになっています。お散歩で歩き回って疲れたら、サロン・ド・テでひと休みし、気に入った紅茶を1階で買うという楽しみ方もできます。

住所 21,pl de la Madeleine 75008

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※掲載している情報は2011年12月13日現在のものです。