コッペパンに夢中なパン食系女子に贈る。愛しのコッペパン特集 気になるお店のこだわりや人気メニューをパンコーディネーターが聞きました! コッペパンに夢中なパン食系女子に贈る。愛しのコッペパン特集 気になるお店のこだわりや人気メニューをパンコーディネーターが聞きました!

vol07.コッペん道土(こっぺんどっと) 市が尾店【神奈川県・横浜市】 vol07.コッペん道土(こっぺんどっと) 市が尾店【神奈川県・横浜市】

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田園都市線市が尾駅から徒歩5分、坂道を下って、通称青葉区役所通りに面したところに「コッペん道土 市が尾店」はあります。大きな赤い看板が印象的な外観。入り口の横には定番コッペパンサンドのサンプルが展示され、ワクワクしながら店内へ入ります。

木の温もりを感じる店内は、壁に木製板のメニューが飾られ、厨房との境であるガラス窓には木造りの格子が施された、和風の佇まいを感じる落ち着いた雰囲気です。

「コッペん道土」の本店は、北海道の南端に位置する木古内町にあり、市が尾店は木古内町の名産をコッペパンサンドで表現するアンテナショップの役割も果たしています。

1日1,000個以上を販売する行列のできる人気店を取材しました。


コッペパンの特徴

北海道産小麦の春よ恋をベースに、国産小麦をブレンドした小麦粉を使用。ふわっとやわらかいのに歯切れの良い食感で、はさむ具材が食事系でもおやつ系でも邪魔にならないよう風味を抑え、そのまま食べてもシンプルなおいしさを感じるコッペパンです。

具をはさむ前のサイズ

  • 長さ×太さ×高さ : 約20cm × 約9cm × 約6cm

お店のこだわり

店内で焼き上げたコッペパンに、具材の注文を受けてから作るので、できたてのおいしさを提供しています。

コッペパンの種類

「おやつコッペ」と「おかずコッペ」を合わせて約30種類。定番メニューの他に、日替わりの限定メニューがあるのもおたのしみのひとつ。毎日来店してもお客さまが新しい商品に出会えるよう、新商品を用意する努力を怠りません。季節限定メニューには、旬の食材を使った商品が登場します。

人気メニュー

『プレミアムみそぎの塩ミルク』260円(税込)

プレミアムみそぎの塩ミルク

木古内町の特産品『みそぎの塩』を北海道産牛乳と北海道産よつ葉バターに混ぜてペースト状にし、コッペパンにたっぷりサンド。『みそぎの塩』は、みそぎ祭り(天保2年から続く)が行われる津軽海峡で汲み上げた海水から採れた塩のこと。北海道の濃厚な乳製品のコクをそのままに、あっさり飽きずに食べられるのが人気の秘密です。木古内町の食材を積極的に使っていきたいという、お店のコンセプトが表現された看板商品です。

お食事系のおすすめ

『鶏ザンギ』370円(税込)

鶏ザンギ

北海道では鶏のから揚げを「ザンギ」と言います。醤油味を効かせたザンギとたっぷりの千切りキャベツに自家製の甘酢だれとタルタルソースをかけて、しっかりした味に仕上げています。安定のおいしさに加え、ボリューム感とインパクトの強さでファンが増えています。

おやつ系のおすすめ

『大人のモンブラン』 250円(税込)

大人のモンブラン

ベースに栗あんを塗ってから、かぼちゃのホイップをたっぷりのせて、ラム酒漬けのレーズンを散らしています。見た目から、ガツンとくる甘さかと思いきや、そこは「大人の…」らしく最後までさらりと食べられるよう、甘みのバランスをうまく調整しています。コッペパンの味や歯切れの良い食感とフィリングのなめらかな味わいが一体となって、なんとも喉越しのいい一品です。

コッペパンファンにひとこと!

「木古内町の食材を通して、地元のみなさんの馴染みの店になりたいと願っています」


北海道のおいしい食材や食の文化をはじめ、『みそぎの塩』など木古内町の特産品を、コッペパンを通して伝えたいというコンセプトの「コッペん道土 市が尾店」には、連日お客さまの行列ができています。

取材をする中で、テキパキと作業をしながらも実に和気あいあいとした温かな空気の中で、信頼し合って仕事をするスタッフのみなさんの様子に触れることができました。故郷を愛し、お店を大切に思う心がお客さまへのサービスにもつながり、充実した商品内容に反映されているのだと感じました。

店舗情報

店舗風景 店舗風景

コッペん道土(こっぺんどっと) 市が尾店

住所 :
神奈川県横浜市青葉区市が尾町1054-1
TEL :
045-532-8443
営業時間 :
10:00~18:00
(パンがなくなり次第終了)
定休日 :
月曜日

この記事を書いた人

森まゆみ

森まゆみ

(一般社団法人 日本パンコーディネーター協会公認 パンコーディネーターアドバンス)

“パンと人を繋ぐ”をテーマに、パンとともにあるライフスタイルを提案。パンイベントの企画・コーディネート、ベーカリーアドバイザーとして活動の場を広げ、パンとその背景にある様々を取材し、専門誌・テレビ・ラジオ・雑誌などの媒体でパン情報を発信している。消費者向けパン講座「もっとおいしいパン生活」「森まゆみのおいしいパン案内」講師、(株)パンニュース社ライターなど、パンに関する講演やコラムの執筆も手がける。

  • 日本パンコーディネーター協会

※掲載されている内容は2018年3月22日現在の情報です。