パン食系女子のパンにまつわる基礎知識

各国のパンの個性

ドイツパンはいかにもドイツ人らしく、イタリアパンはパスタ抜きに語れない。

今回は、世界のパンについてちょっと勉強してみましょう。パンの起源は、紀元前6000年頃のメソポタミア時代。小麦粉と水を練って焼いた「無発酵」のパンが原型とされています。

そして生地を「発酵」させた、いわゆるパンらしいパンを作り始めたのはエジプト人。ギリシャやローマ帝国での発展を経て、やがてパン文化はルネッサンス時代にはヨーロッパ全土へ、大航海時代が始まると世界中へと広まっていきました。基本の作り方は伝播しながらも、その地域の気候や文化の影響を受け、各国のパンの個性を生み出していったというわけです。

ヨーロッパのパンだけをとってみても、フランスパンとドイツパン、イタリアパンは全く異なる見た目、味わいを持っています。フランスは、パン作りに最適な小麦の栽培に適し、その恵まれた自然環境の中で、なるべくしてパンの国へと成長していきました。

一方、高緯度にあるドイツでは、寒冷地でもよく育つライ麦がパンの原料となっています。ライ麦はふくらみにくい性質のため、ドイツパンは生地の目が詰まってずっしりと重く、かめばかむほど穀物の滋味が感じられます。なんだかそれって、世界一頑丈な車を作り、勤勉で愛想笑いを好まないといわれるドイツ人のイメージに重なりませんか?

そしてイタリアは、パスタの原料として代表されるデュラム小麦の栽培に適した国。
パスタに主役を譲るかのように、パスタや料理とバランスを取りながら、塩気の控えめなパンが作られるようになりました。

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